- 入社して数ヶ月経つのに仕事ができない
- 毎日上司に怒られてばかり
- 仕事のやる気が出ない
この記事は、そんな方に向けて書いています。
こんにちは。たけのこです。
社会人一年目って仕事がつらいと感じることが多いですよね。
仕事の進め方はわからないし、上司には毎日怒られる。
あぁ、もう仕事なんてしたくない。
こんな状態で1年乗り切ることができるのか。
僕も一年目の頃はずっと「仕事つらいな、辞めたいな」と感じていました。
しかし、この記事に書いた方法を試すことで、なんとか一年目を乗り越えました。
今回は、
・社会人一年目を乗り切るための方法5選
・実際に乗り越えた感想
を赤裸々に書こうと思います。
今社会人一年目がつらいと感じる方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。
ではいきましょう。
なぜ社会人一年目はつらいのか?
社会人一年目がつらいと悩む理由を実体験ベースで考えてみました。
- 思っていた仕事内容と違った
- 仕事の進め方がわからない
- 上司や同僚との人間関係
- 環境の変化によるストレス
- プライベートの時間が減る
それぞれ見ていきます。
思っていた仕事内容と違った
社会人一年目がつらいと感じる理由の一つに、入社前にやりたかった仕事と入社後の仕事のギャップがあります。
この会社ではこんな仕事をして、これだけ活躍して…
「キラキラした仕事をしている自分」をイメージしながら就活したにも関わらず、実際に行う仕事は雑務ばかり…
- 理想の仕事とかけ離れている
- 入社前に聞いていた話と違う
社会人一年目はこのようなギャップを感じることが多く辛くなってしまうことが多いです。
仕事の進め方がわからない
社会人一年目はわからないことばかりです。
上司からこの仕事やっといてと言われたけど、やり方がわからない…
自分は何を求められているのだろう…
と不安になってしまうことが多いのではないでしょうか。
また、自分なりに進めてみても「やり方が違う」と否定されてしまうことも多々あります。
このような状況が続くと、やる気も削がれて仕事がつらいと感じてしまいます。
上司や同僚との人間関係
仕事を進める上で、人間関係はとても大事です。
しかし、自分と合わない同僚がいたり、理不尽な要求をしてくる上司がいると居心地の悪さを感じてしまいます。
しかも毎日仕事で関わらなくてはならないため、徐々にストレスを溜めてしまうことになります。
環境の変化によるストレス
就職で周りの環境が大きく変化するとストレスを感じることがあります。
- 就職のために上京した
- 一人暮らしを始めた
頼れる人が周りにいなくなり、また1から関係を築いていく必要があるため、仕事とは違う大変さを抱えてしまうかもしれません。
プライベートの時間が減る
毎日、だいたい朝の9時から夕方の5時まで仕事をしなければいけません。
残業をすると、さらに拘束時間は長くなります。
仕事を終えて家に帰ってきたら、もうあとは寝るだけ
プライベートの時間なんてない
僕はこれが一番のストレスでした。
- 仕事のために生きている
- 生活が仕事に支配されている
という感覚が強くなると、仕事が辛くなってしまうのではないでしょうか。
社会人一年目を乗り切る方法5選
ここからは、つらい仕事を乗り切るために僕が実践していた方法を5つ紹介します。
目標を決める
自分がどこに向かうべきかを明確にするために、目標を定めましょう。
- 将来的な目標
- 仕事での目標
「こうなりたい」という目標があれば、「仕方なくやる」「言われたからやる」というような受け身の姿勢を改善することができます。
また、努力の方向性が明確になるため、自分にとって必要な仕事、必要なスキルがわかってきます。
恥を捨てる
上司への質問・相談の際には恥を捨てましょう。
- わからないところがあるけど聞きにくいな
- 今聞いたら迷惑かな
僕もそう思いながら質問を躊躇うことがよくありました。
しかし、疑問点を放置しておくと積もり積もって、あとで必ず痛い目を見ます。
なので、恥を捨ててたくさん質問しましょう。
上司も、社会人一年目に仕事ができるなんて思っていません。
(これは実際に上司が言っていました)
上司は質問されることが迷惑だとは考えていないのです。
スキルを磨く
仕事に関連する資格やスキルを取得することで、つらさが軽減される場合があります。
スキルを身につけると、業務でできることが増えるだけでなく、自分の成功体験にも繋がります。
自己肯定感が高まり、仕事へのモチベーションがアップすることも十分考えられます。
資格であれば、たった数千円でチャレンジできるものもあり、ローコストハイリターンな自己投資となります
信頼できる友人や上司を見つける
信頼できる人と一緒に飲みにいったり、遊びに行くことも、つらい状況を乗り越えるための有効な手段です。
ぜひそのような方を見つけて、いろいろと相談してみましょう。
仕事や職場の人間関係についての相談を、親身になって聞いてくれる存在はほんとうに偉大です。
仕事の励みになること間違いなしです!
意識的にプライベートの時間を作る
仕事のことは忘れ、自分のやりたいことに没頭する時間を作りましょう。
僕が社会人になって一番悩んだのが、プライベートの時間を確保できないということでした。
そこで始めたのが「朝活」です。
毎朝早起きをして、意識的にプライベートの時間を作るようにしました。
この時間は
- 仕事のことは一切考えない
- 自分のしたいことをする
ということを徹底しています。
そうすることで、満足度が高いまま1日を始めることができるだけでなく、生活にもメリハリがつくようになりました。
朝活の始め方については以下の記事を参考にしてください。
おまけ:会社なんていつ辞めてもいい
「会社なんていつ辞めてもいいや」という考えを常に持ってください。
- 仕事辞めたら食べていけない
- 世間体が気になる
このような考えを持っている人が、逆に精神的に追い込まれて辞めていくこともあります。
今の世の中いくらでも仕事はありますし、辞めたところで人生が終わるわけではありません。
たった1、2年周りから遅れようが、この先いくらでも挽回する機会はあります。
気楽に考えながら生活しましょう。
【実体験】社会一年目を乗り越えてみての感想
僕は上記の5つを実践して社会人一年目をなんとか乗り切りました。
- 目標を定める
- 恥を捨てる
- スキルを磨く
- 信頼できる友人や上司を見つける
- 意識的にプライベートの時間を作る
ここでは、社会人一年目を乗り越えての感想を赤裸々に書きたいと思います。
まず、結論からですが…
成長はできた
1年仕事をしてきて、貢献できることは増えてきたなと感じます。
こんな僕を必要としてくれる人もいますし、上司から褒めてもらえることも多くなってきました。
しかし…
社会人一年目を乗り越えた先に、自分の求めていたものは何もなかった
2年目ではこんな風になれたらいいなと、うっすら考えていましたが、待ち受けていたのは全く違う現実でした。
自分で仕事をコントロールしたい
▶︎ 上司からの圧・要求量が増えた
もっと自由な時間がほしい
▶︎ 2年目になり仕事量が増えた
まあそもそもサラリーマンをしている時点で達成は難しいんですけどね…
必死に仕事を乗り越えて、身についたスキルは「忍耐力」くらいです。
もっと自分がどこを目指しているのかを明確にして、そのための努力をしていれば良かったと感じています。
例えば、「仕事を自分でコントロールしたい」という思いがあったなら、一年目のうちに「自分で考え、行動して成果を出した」という経験を積むことを優先的に考えれば良かったです。
目標が曖昧だったので行動も曖昧になってしまっていました。
どうしても辛くて辞めたいなら
「いろいろ試したけど、やっぱり仕事がしんどい…」
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に、ぜひ最後に試していただきたい方法が3つありますのでご紹介します。
今の仕事が本当に自分に合っているかを考えてみる
社会人一年目は経験も浅く、自分に合っている仕事がなにかすらわからない状況です。
じゃあどうしろって言うんだよ…
そこで、僕のおすすめは「価値観マップ」を作ってみることです。
価値観マップとは、自分の【人生の軸】をはっきりさせるために作成するマインドマップです。
これまでの人生を思い返してみて、自分はどんなことに幸せを感じたか、これからどんな人生を送りたいかを整理するのです。
この価値観マップがしっかり作られていれば、おのずと
- 悩んだ時に自分が取るべき選択肢は何か
- どんな生き方をしたいか
- 自分が幸せだと感じることは何か
- 自分がやるべきではないこと(やると幸せを感じられないこと)
といったことが分かります。
引用元:【自由な人生】への第一歩は「人生の羅針盤」を作ること!価値観マップの作り方
https://liberaluni.com/valuemap-190530
ぜひ上記のURLを参考に、価値観マップを作ってみてください。
僕も最初は半信半疑で始めましたが、いざ作ってみると自分が何を求めて生きていきたいのかがはっきりします。自分をしっかりと見つめ直す良い機会になりました。
ただ、価値観マップは自己分析なので、「これが自分に向いているのでは?」という仮説でしかありません。
その仮説に基づいて行動してみる、というのが一番大事だと思います。
自分の中で期限を決める
- 「あと1年で仕事を辞める」
- 「あと1年で転職する」
と決めてしまうのも一つの手です。
仮に転職すると決めた場合、1年で転職に活かせるようなスキルを身につけておかないといけません。
そうすると日々の仕事への向き合い方が変化してきます。
また、期限を決めることで、どうせあと1年でこの会社は辞めるんだから失敗してもいい、恥をかいてもいい、嫌われてもいいと、積極的に動けるようになります。
部署異動を申し出る
本当につらい場合、働く環境を変えることも有効です。
星の数ほどある会社の中の、その部署で、さらにそのグループで実績が出せないからと言って「自分がダメな奴」というレッテルを貼ってしまうのはもったいないです。
例えると、私は木琴が弾けないので人間として終わってます、と判断しているのと一緒です。
実は、僕も2024年10月から部署異動をしました。
まだ配属されて間もないですが、以前の部署よりも働き方や人間関係がよくなったと感じます。
もうだめだ、と思ったら部署異動することも考えてみてください。
まとめ
今回は、
- 社会人一年目がなぜつらいのか
- 社会人一年目を乗り切る方法
- 本当につらいと思ったときの対処
をまとめました。
今仕事がつらいと感じている人は、ぜひ以下の5つを試してみてください。
- 目標を定める
- 恥を捨てる
- スキルを磨く
- 信頼できる友人や上司を見つける
- 意識的にプライベートの時間を作る
それでもだめだったら、そのとき考えればいいんです。
転職や部署異動など、いくらでも方法はあります。
僕も仕事ではたくさん悩みました。
だからこそ皆さんの気持ちが痛いほどわかりますし、皆さんが前向きに仕事に取り組めるようになるまで応援しています。
頑張りましょう。
仕事に悩んでいる方は合わせて以下の記事も読んでみてください。
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