こんにちは。たけのこです。
2024年5月に実施されたG検定を受験して無事に合格しました。
今回は、G検定合格に向けた勉強法を記事としてまとめようと思います。
この記事で解決できる悩み
・G検定の勉強法がわからない
・効率的な勉強法を知りたい
・短期間で合格したい
G検定を受けたいけど、どこから手をつければいいのか分からない。
無駄に時間を割きたくない。
と思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、G検定の概要や具体的な勉強方法、短期間で合格する秘訣を紹介します。
G検定合格への道のりが明確になるように書きますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ではいきましょう！
G検定とは？
G検定はディープラーニング協会（JDLA）が主催する試験で、人工知能（AI）に関する知識が問われます。
試験はオンラインで行われるため、自宅からでも受験可能です。
昨今では生成AIがブームになってきていることもあり、持っていて損のない資格試験の一つかと思います！
試験概要
✔️受験料
一般：13,200円（税込）
学生：5,500円（税込）
※各種割引制度について
【再受験の方】
前回受験日から2年以内の方は半額（一般：6,600円、学生：2,750円）で「受験チケット」を購入することができます。
✔️試験時間
試験時間：120分
✔️問題数
全191問（多肢選択式）
問題数に対して時間が短いため、一問を大体30秒程度で解き進めていく必要があります。
✔️出題範囲
人工知能（AI）とは
人工知能をめぐる動向
人工知能分野の問題
機械学習の具体的手法
ディープラーニングの概要
ディープラーニングの手法
ディープラーニングの社会実装に向けて
数理・統計
出題範囲はAIの歴史、基本概念、ディープラーニングの技術、応用例など広範囲にわたるため、幅広い知識が求められます。
G検定の過去問は？
G検定には過去問は公開されていません。
そのため、僕はテキストの対策問題やオンライン学習サイトを活用しました。
以下に、僕が利用したサイトを置いておきます。ぜひ活用してみてください！
無料で利用できる例題集
◾️公式サイト
G検定の例題・過去問
https://www.jdla.org/certificate/general/issues/
◾️Study-AI
Study-AI模擬テスト
https://study-ai.com/generalist/
直前対策 200題以上（120分の模擬試験形式） ＋ 新シラバス対応 約100題の問題集が無料で利用できるのでおすすめです！
◾️AVILEN
AVILEN 問題（全20問）
https://avilen.co.jp/personal/test/g-certificate/
質の高い問題が20問厳選されていますので、一度目を通しておくと良いかもしれません。
もう一つ利用していたサイトがあったような気がしますが、
忘れてしまいましたので見つけ次第更新します。。。
G検定合格までの具体的な勉強法
僕が実践した勉強法は、
①テキストを3周読む
②ネットの例題集を2周解く
③公式テキスト/例題集で間違えた問題をカンペシートに追加する
です。
基礎知識0から自力でG検定合格を目指すとなるとかなりの勉強時間が必要だと思います。
ただ、G検定は自宅で受けることができるため、カンニングし放題です。
自分にあったテキストで効率的に学習を進めて、本番でわからない問題はカンペシートを利用/Google検索すればなんとかなります。
学習の進め方とポイント
①テキストを3周読む
「3周勉強法」と言われるもので、東大生や京大生も実践している勉強法になります。
・1周目：参考書にざっと目を通す
まずは勉強内容の全体像を掴むために参考書をざっと読みます。
どんな構成なのか。どんな単語が出てくるのか。
全ての内容を理解する必要はないので、わからないところがあっても大丈夫です。
・2周目：内容や単語を自分で言語化する
各章の内容を自分の言葉で要約したり、単語を口に出して説明してみます。
うまく言葉にできない部分は理解できていないところなので、再度読むなり調べるなりしてみましょう。
また、この段階で章末問題などを解いてみても良いと思います。
・3周目：精読する
全ての章を理解できるように精読します。
3周目でもわからない内容はおそらく自分が苦手とする分野です。
その分野のカンペシートは重点的に作成しましょう。
②ネットの例題集を2周解く
続いて、ネットの問題集を2回解きます。
1周目は全体の問題に目を通し、自分がどの程度理解しているかを確認します。
そして2周目では、間違えた問題や理解が不十分だった問題を重点的に解き直します。
例題集を解く際には、答えをただ暗記するのではなく、なぜその答えになるのかを理解することが重要です。
また、問題を解いた後には必ず解説を読み、自分の理解を確認しましょう。
③公式テキスト/例題集で間違えた問題をカンペシートに追加する
最後に、公式テキストや例題集で間違えた問題をカンペシートに追加します。
苦手な分野や覚えられない単語はカンペシートで対策しましょう。
ネットで公開されているカンペシートをもとに自分用に書き換えていくのがおすすめです。
僕が参考にしたカンペシート
・【2022年3月受験版】G検定チートシート
https://qiita.com/juri_engineer/items/a42f28e57a1d6809e43e
・【完全版】G検定カンニングシート編〜効率の良いカンペ作成
https://geeky-minimal-engineer.com/gkenteicheatingpaper/
使用したテキスト
僕は公式テキストを利用しました。
 | 深層学習教科書 ディープラーニング G検定（ジェネラリスト）公式テキスト 第3版 （EXAMPRESS） [ 一般社団法人日本ディープラーニング協会 ] 価格:3080円 |
このテキストは、試験の出題範囲を網羅しており、初学者にも理解しやすい内容となっています。
また、章末問題が収録されており、実践的な練習もできます。
ただ、実際の試験ではもっと踏み込んだ内容を聞かれることがあるため、このテキストだけの理解では不十分だと感じました。
総勉強時間
G検定受験合格者のアンケートでは、受験までに要した学習時間は、
「15〜30時間」が32％
「30〜50時間」が29％
らしいです。
僕も学習時間で言えば20〜30時間くらいだと思います。
短期間で合格を目指す秘訣
G検定に短期間で合格するためには、効率的な勉強方法が必要です。
間違えた問題の復習、カンニングシートの作成や、ネットでの検索力が重要です。
ここでは、短期間での合格を目指すための具体的な秘訣について解説します。
これらのポイントを押さえて、効率的に学習を進めましょう。
間違えた問題を何度も復習する
間違えた問題は、何度も繰り返し復習することが大切です。
同じミスを繰り返さないように気をつけます。
間違えた理由を分析し、理解不足の部分を重点的に勉強します。これにより、確実に知識を身につけることができます。
特に、重要な概念や頻出問題は重点的に復習しましょう。
自分のためのカンニングシートを作る
上記で挙げたカンペシートをエクセルにコピーし、自分専用のカンニングシートを作成することが有効です。
ただ、試験時間が短いため全ての問題をカンペシートに頼ることはできません。
わからない問題を確認するだけに留め、簡単な問題は自力で解けるように勉強しましょう。
ネットでの検索力を磨く
試験中に分からない問題が出てきた場合、ネットでの検索力が役立ちます。
試験環境をシミュレーションして、素早く情報を見つける練習をしましょう。
具体的には、効率的な検索キーワードの選び方や、信頼できる情報源を見つける方法を身につけておくと良いです。
また、複数の情報源を確認して正確な情報を得ることが重要です。
これにより、試験中に自信を持って解答できます。
絶対におすすめしない裏技
どうしても勉強時間が足りない場合の最終奥義もありますが、これは本当に最終手段として考えてください。
試験に合格することはできるかもしれませんが、全く自分の為にはなりません。
「最終奥義」
①問題文の写真を撮る
G検定の問題文及び選択肢はコピーができません。そのため、写真を撮って文字認識をする必要があります。
②文字認識で問題文をコピーする
iPhoneの写真アプリから文字認識を有効にします。「設定アプリ」→「一般」→「言語と地域」→「テキスト認識表示」をオンにする。これで撮った写真の問題文と選択肢部分を長押しして選択することでコピペ可能となります。
③ChatGPT3.5に貼り付け
コピーした問題文をchatGPTへ貼り付けし、解答を生成する。
正答率としては体感8割程度でした。
（また、有料版を契約することで画像認識が可能なので、問題文のスクショを撮って解答を生成することができます。）
しかし、何度も言うように、この方法は全く自分の知識にはなりません。
調べてもわからなかった部分のみをChatGPTで対応する、などのやり方にした方が良いでしょう。
G検定合格に向けたまとめ
今回の記事では、G検定の概要や効率的な勉強法、短期間で合格するための秘訣について紹介しました。
この記事のポイントをまとめました。
- G検定の基本情報を理解する
- 効率的な勉強方法を実践する
- 短期間での合格を目指す秘訣を活用する
G検定に合格するためには、計画的に学習を進めることが重要です。各ポイントを参考にして、効率的な学習を心がけましょう。
これらの方法を実践すれば、G検定に自信を持って挑戦できます。合格を目指して頑張ってください。
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