こんにちは。たけのこです。
- お金はそんなにいらない
- お金のために働くことに意味を見出せない
- お金よりも家族や友人との時間を大切にしたい
最近、こういった感覚を持っている方が多いと感じます。
僕もそのうちの1人です。
しかし、周りの人に「お金なんてそんなにいらない」と伝えると
- そんなこと言えるのは今だけだ
- 自分のことしか考えていない
- お金のためには嫌な仕事でも続けるべき
と真っ向から否定してくる人がよくいます。
その度に、あぁ、お金なんてそんなにいらないという感覚は伝わらないんだなと残念な気持ちになります。
なので、今回は「お金はそんなにいらない」と考えられる人が幸せである理由について考えていきたいと思います。
お金はそんなにいらないという考えは幸せである
結論として、お金がそんなにいらないと思えることは幸せだと思います。
自分にとって本当に必要なものが何かを理解し、余計なものに囚われない生き方ができているからです。
具体的に見ていきましょう。
小さなことにも幸せを感じることができる
お金がそんなにいらない = 幸せのハードルが低い
ということだと思います。
これは決して悪い意味ではなく、日常のささやかなことに幸せを見出せる力があるということです。
今の世の中はとんでもない競争社会です。
地位や名声、お金を求めて、たくさんの人がもがきながら生きています。
日々の忙しさのせいで、小さなことに幸せを感じる力というのは誰もが持っているのに、なかなかそれに気づけない、というのが現状です。
そんな中で「お金がそんなにいらない」という人は、すでに日常の小さな出来事にも満足感を抱ける心を持っているということだと思います。
例えば、
20000円の料理を食べても満足できないという人
200円のお惣菜を「美味しい」と思って食べられる人
この2人を比較したときに、日常の中でより多くの幸せを感じることができるのは後者ではないでしょうか。
つまり、「お金がいらない」と感じられる人は、すでに身近な幸せに気づいている、充実した心を持っているのです。
自分に必要なものが理解できている
「自分にとって必要なものが何か」を理解しているからこそ、それ以上を求める必要を感じず、「お金がそんなにいらない」と思えるのかもしれません。
僕の1ヶ月の生活費は大体10万円です。
そんな切り詰めて生活しても楽しくなさそう…
と思う人もいると思います。
ただ、僕は無理に節約しているわけではなく、楽しくないと感じたこともありません。
結局、「自分にとっての幸せは何か」を考えた結果、それを実現するためのお金が10万円で十分だった、ということです。
自分に本当に大切なものを理解することで、必要以上のお金を求めなくなり、日々の小さな幸せを存分に感じられるのだと思います。
周りの人に幸せやお金を還元することができる
僕は10万円あれば十分幸せに生きていけます。
毎月の収入が30万円ある中で、残りの20万円は将来の自分や家族、友人や恋人との関係を大切にするために使っています。
高級志向の生活や見栄にお金をかける人は、つい全てを自分のために使いがちですが、「お金はそんなにいらない」と思える人は、不必要な分を周りに還元する余裕をすでに持っています。
自分の幸せを考えるだけでなく、周囲とも幸せを分かち合える。
それもまた「お金はそんなにいらない」と思える人が豊かである理由だと思います。
お金を必要以上に求めないほうがいい3つの理由
人間関係が疎遠になる
お金を求めると、人間関係が疎遠になってしまうことがあります。
収入を増やすために仕事中心/自分中心の生活になり、友人や家族との時間をつい削ってしまいがちです。
社会人一年目のとき、お金を何よりも大事にしてしまっていた時期がありました。
仕事が嫌で、FIREしたいと思っていたからです。
ある日、新卒研修の時に仲良くしていた人から飲み会に誘われたのですが、居酒屋の場所が遠く、交通費が結構かかることから断ったことがありました。
それから何度か誘ってはくれたのですが、毎回同じ理由で断りました。
すると、それ以降は誘われなくなってしまいました(当たり前ですよね)
FIREしたいという自己中心的な理由で、往復たった3000円の交通費をケチった代償はかなり大きかったなと気付かされました。
なので、お金を大事にし過ぎるのも良くないかと思います。
お金を求めると心の余裕がなくなる
お金を必要以上に求めると、「今のままじゃダメだ」とか「もっと稼がなきゃ」と考えてしまいます。
すでに恵まれた生活ができているにも関わらず、それに気づけず、必要のない焦りや不安を増やしてしまいます。
心の余裕がなくなるとストレスを感じやすくなったり、体調を崩したりと、悪影響が出ることも少なくありません。
日々をリラックスして過ごすためには心の余裕を持つことが大切です。
本当の幸せに気づきにくくなる
大切なものは目に見えず、近くにあるほど気づかない。
お金を稼ぐことが生活の中心になると、本当に大切なものを見失ってしまいます。
例えば、「もっと働かなきゃ」と思って毎日長時間労働して、体調を崩したとします。
この場合、お金と引き換えに失ったものは「健康」です。
健康ではなくなるとその分、薬代や通院代がかかりますよね。
結局たくさんのお金がかかるのです。
目には見えないけれど、失って初めてその価値に気づく。
自分にとって何が大切なのかということを理解することが大事だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「お金はそんなにいらない」という考えは、周りから受け入れてはもらえないことが多いと思います。
しかし、自分が納得できているのであれば、それでいいのではないでしょうか。
「お金はそんなにいらない」と考えられることは、すでに恵まれているということですし、周りの人に還元するだけの余裕を持ち合わせているということだと思います。
ただの自己満の記事になってしまいましたが、普段考えていたことを言語化してみました。
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