- 社会人一年目ってボーナスもらえる?
- 他の人はどのくらいもらっているの?
- おすすめの使い道は?
この記事は、そんな方に向けて書いています。
こんにちは。たけのこです。
みなさん、ボーナスの金額って気になりませんか?
特に社会人一年目だと、まとまったお金が入ることは仕事へのモチベーションに直結する、という人も多いと思います。
今回は、社会人一年目でどのくらいボーナスがもらえるのかを、実際のデータを踏まえて解説します。
この記事を読むことでわかること
- 社会人一年目のボーナス平均額
- 支給額の実例
- 2年目でどれだけ増えるか
ではいきましょう。
社会人一年目でボーナスはもらえるの?
結論から言うと、もらえる場合が多いです。
会社にもよりますが、特に大企業だと一年目の夏から支給されます。
産労総合研究所の調査によると、約8割の企業で夏季賞与が支給されるようです。
実際、僕の周りの一般企業、地方公務員の人たちも夏季賞与はもらっていました。
厚生労働省の調査によると、令和4年度の時点で賞与制度がある企業割合は87.9%だそうです。
自分の会社でボーナスもらえるかどうかは、労働協約や就業規則で確認するのがいいかもしれません。
社会人一年目のボーナス平均額
夏:94,112円
産労総合研究所の調査によると、大学卒の人の夏のボーナスは94,112円でした。
ちなみに高校卒だと75,076円となります。
支給額の分布をみると、大学卒・高校卒ともに「5万~10万円未満」(大学卒43.0%、高校卒46.3%)が最も多かったそうです。
冬:給与の1〜2ヶ月分
具体的な数字を出してくれ!
と思うかもしれませんが、冬のボーナスは企業によります。
ただ、夏とは異なり、多くの企業で給与の1〜2ヶ月分が支給されるようです。
参考までに…
大学卒の平均初任給は22万5457円
▶︎ ボーナスは大体18万円〜35万円程度
(税金で2割くらい持っていかれます。)
なぜ夏は少ないの?
ボーナスの金額には査定期間があります。
夏:前年の10月〜3月までの業績
冬:4月〜9月までの業績
ボーナスは基本的に上記の期間に在籍していた人に支払われます。
つまり、4月入社の社会人一年目は、前年の10月〜3月に会社に在籍していないため夏のボーナスがもらえないということになります。
おいおい、こっちは4月から頑張ってんだぞ!
という不満の声が聞こえてきそうですが、そのような声に答えるべく(?)、寸志という形で一定の金額が支給されます。
寸志とは「労働してくれてありがとう、気持ちだけ受け取ってね。」という少額の金銭や物品のことです。
そのため、社会人一年目は少額ではありますが夏のボーナスをもらうことができるということです。
【実例】社会人一年目のときのボーナス支給額
実際に僕が社会人一年目の時に支給されたボーナスの金額を見ていきます。
前提として、僕はIT系の企業勤務です。
夏:41,101円
手取りでは41,101円でした。
平均より5万円ほど少ない金額でしたね。ちなみに寸志です。
具体的な内訳
支給額:50,000円
所得税:1,749円
雇用保険料:300円
健康保険料:2,275円
厚生年金:4,575円
こう見ると税金って結構な割合引かれますね。
当然、寸志からも税金は引かれます。
冬:251,541円
冬のボーナスの支給額は大体給与1.2ヶ月分でした。
そこから諸々引かれて手取りは平均額くらいに落ち着きましたね。
具体的な内訳
支給額:320,000円
所得税:1,920円
健康保険料:14,560円
雇用保険料:1,920円
厚生年金:29,280円
労働組合:300円
やはり税金は高い…!
ボーナスのおすすめの使い道3選
ここからは僕がボーナスを使って、やって良かったこと3選を解説します。
ボーナスの使い道が決まっていない方はぜひ参考にしてみてください!
両親へのプレゼント
まず一番におすすめしたいのは、日頃の感謝を込めて両親へプレゼントを買うことです。
社会人一年目のボーナスは(少額ですし)とても貴重です。
だからこそ、高価なものでなくても、あなたが買ってくれたということに両親は喜んでくれるでしょう。
また、プレゼントではなく、食事をご馳走するなどもおすすめです。
初ボーナスでの食事は思い出に残るため、出した金額以上の価値がそこにはあると思います。
コト消費
コト消費とは「体験」にお金を使うことです。
例えば、旅行やグルメ、習い事、マッサージなどがコト消費に該当します。
コト消費がおすすめな理由は、心に残る経験にお金を使うことで半永久的に満足感が得られるという点です。
仮にボーナスで自分の欲しかった物を買ったとしても、満足感は一時的にしか得られません。
また、誰かと一緒に経験をした場合は、
- あの時の旅行良かったな
- 料理おいしかったな
と、話のネタにして語ることもできます。
コト消費はかなりコスパの良いボーナスの使い道だと僕は考えています。
投資
「投資」に対してマイナスなイメージを持っていない方は、将来に備えるために投資することをおすすめします。
僕の場合…
冬のボーナス100,000円を投資へ
▶︎ 約半年間で116,480円になった
つまり、16,480円(+16%)の利益です。
何もせずにただ放置しただけで16,000円ほど増えるのは嬉しいですね。
ただ、投資に対しては様々な意見があるかと思います。
- 若いうちは自分にお金を使うべき
- 投資は損をする
- ボーナスくらい自由に使いたい
このような方の意見も僕は尊重できます。
今はたまたま含み益が出ていますが、将来マイナスになることだってあり得ます。
せっかくのボーナスがマイナスになってしまってはもったいないので、あくまで余裕のある人・興味のある人はやってみてください。
【実例】社会人2年目の夏ボーナス支給額
ここまで読んでいただいた人の中には、
一年目のボーナスって意外に少ないな…
と思われた方も多いのではないでしょうか。
しかし、2年目になると大半の人が満額支給になるため、ボーナスが大幅にアップします。
具体的に2年目でどのくらい上がるのか?という数値が、ネットで探しても見当たらなかったため、僕が2年目にもらった夏のボーナス支給額で比較したいと思います。
2年目の夏のボーナス支給額:857,850円
税金が引かれ、手取りは702,482円
一年目の冬と比較してやく45万円ほどアップしました。
おそらく満額(給与の2ヶ月分)+会社業績などもあり大幅に上がったのだと思います。
社会人一年目は仕事が本当につらいと思いますが、頑張って耐え抜けば2年目のボーナスでどかっとお金をもらうことができます。
まとめ
今回は僕の実例をもとに、社会人一年目でボーナスはもらえるのかについて解説しました。
社会人一年目であっても夏・冬ともにボーナスをもらえることが多いです。
ただ、夏は寸志(気持ち程度)になる会社が多いことに注意しましょう。
ボーナス少ないから仕事のやる気を無くした…
という方も、2年目になれば大幅なボーナス額アップが期待できます。
仕事がつらい人もいると思いますが、1年間頑張って耐え抜きましょう…!
社会人一年目の貯金の仕方についても以下の記事でまとめています。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
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