※この記事は9月13日に執筆しています。
- 会議でとっさに話を振られて答えられなかった…
- 自分の意見を「なんで?」と深掘りされると答えられない…
- 物事を体系立てて考えることが苦手…
この記事はそんな方に向けて書いています。
こんにちは。たけのこです。
冒頭で書いた悩み、お持ちの方が結構多いのではないでしょうか?
かくいう私も同じ悩みを抱えていました。
会議ではいつも考えを発言できない。
いざ発言したと思えば、なんでそう思ったの?という問いに答えられない。
そんな情けない自分に打ちひしがれている時に見つけたのが「0秒思考」でした。
最初は「とりあえずなんでもいいからやらなくちゃ!」と始めましたが、1ヶ月経って思いのほか効果があったので、みなさんと共有したいと思いました。
この記事を読むメリット
- 0秒思考の効果がわかる
- 日常生活における変化が、実体験ベースでわかる
それではいきましょう。
そもそも0秒思考とは?
0秒秒思考とは、元マッキンゼーの赤羽雄二氏が提唱した独自の思考法ーー
「メモ書き」により瞬時にアイデアや解決策を導き出すというもの。
誰でもどこでもできて、お金もかからないというシンプルな思考法ながら、「考える力」を極限まで鍛えることができます。
0秒思考のやり方
やり方は至ってシンプルです。
- A4用紙にメモを書く(コピー用紙や裏紙でもOK)
- 左上にテーマ、右上に日付を書く
- 本文は横書きで、テーマに対して思いついたことを4〜6行で書く
- 1枚あたり1分で素早く書く
- 毎日10枚行う
以下は実際に私が書いたものです。
テーマは本当になんでもいいんです!
0秒思考を1ヶ月続けた効果
0秒思考を1ヶ月続けてみて、実感した効果は3つです。
- 思考力が上がる
- 言語化能力が上がる
- 集中力が上がる
ただ、これだけではあまりにも抽象的すぎるので、詳しく書いていきます。
思考力が上がる
一番効果として感じたのは、思考力がアップしたということです。
0秒思考は、テーマを設定しなくてはいけません。
そのため、日常生活のあらゆる出来事に対して
「これって深く考えたことなかったな」
「これをテーマにしたらどうだろう」
と考えながら生活しています。
例えば、満員電車に乗り、イライラしたとしたら
「なぜ満員電車に乗るとイライラするんだろう?」
というテーマが瞬時に思い浮かぶわけです。
つまり、思考力が上がった理由は、あらゆることに「なぜ?」という疑問を持つクセが付いたからだと考えています。
仕事で効果が出たやり方
- メモを取ることを意識する
- 課題にぶち当たった時にテーマとして紙に書く
- 自分の考えや解決方法をひたすら書き出す
あってるか間違ってるかなんて後で考えればいいので、僕はまずは数を出すことを意識していました。
問題や悩みは、頭の中で考えているだけでは解決しません。
紙に書き出して客観的に眺めてみることで、つながりが見えたり、新たな解決策が浮かんできたりするものなんだと実感しました。
言語化能力が上がる
以前の僕は、頭では考えられているのに言葉が出ないということが頻繁にありました。
言葉が脳から口に送られる途中に、大きな岩が立ち塞がっているような感覚です。
そのため、考えた結果をメモにまとめてから「どう話そうか」と考えていました。
しかし、0秒思考を続けることで、思考と言語化を同時にできるようになりました。
これは、テーマに対する自分の考えを瞬時にアウトプットする習慣がついたからだと思います。
仕事での効果
会議で話題を振られた際に、以前は頭が真っ白になることがありましたが、今では自分の考えをまとめた上で話せるようになりました。
なんで?という問いかけにも複数の理由を用意することができるようになりました。
集中力が上がる
0秒思考を始めるとわかりますが、10枚10分はかなりの集中力が必要です。
僕の場合はこれがプラスに働き、どんなにだらけている状態でも0秒思考を始めることで強制的に集中モードへ入ることができます。
仕事での効果
先延ばしが減りました。
「この仕事やりたくないなあ」と思った時に、僕はとりあえず0秒思考で前向きなテーマを設定するようにしています。
例えば、「やりたくない作業を終えた時の感情」で気持ちを書き出します。
そうすることで「とりあえず始めるか」と気持ちを切り替えることができます。
「作業が終わった時のご褒美」というテーマでも面白いかもですね。
0秒思考を続けるためのコツ
0秒思考は継続することで初めて効果を実感できます。
ここでは、めんどくさがりな僕が1ヶ月0秒思考を継続したコツをご紹介します。
紙とペンのインクは切らさない
これは大前提です。
紙とインクが切れたら気持ちが切れます。
「買いに行くのがめんどくさい」という思考に陥る気がしてます。
せっかく続いていたのに物理的な理由でやめてしまうのはもったいないです。
紙とペンは余分に買っておきましょう。
1日10枚もやらなくていい。1枚やっただけでえらいと思い込む
0秒思考を実際にやるとわかりますが、正直1日10枚は多いです。
テーマを考えるのも大変だし、書いてるうちに手が疲れる。
おっと?これは続かないぞ?と思い、僕は6〜10枚で調整しています。
また、どうしてもやる気が出ない日もあります。
その時は1枚でも書けたらえらい!と思い込むようにして1枚書きます。
なんだかんだで始めると気分が乗ってくることも多々あります!
まずは継続するということが重要ですので自分のペースで頑張りましょう。
テーマは前日に考える
めんどくさがりな僕は前日にテーマを考えておきます。
これには明確な理由があります。
- テーマを考える
- 10枚書く
やる気を削いでくる怪物が2人も0秒思考を始める前に立ちはだかるからです。
そのため、前日にテーマを考えることで、すぐに0秒思考を始められる状態にして「今日やらなくていいか・・・」という思考を断ちます。
まとめ
今回は0秒思考を1ヶ月実践して感じた効果をまとめました。
最初は10枚10分で書けなかったり、テーマを考えるのがめんどくさくなったりで継続することが難しいかもしれませんが
0秒思考の効果が出始めるのは1ヶ月続けてからです!
しかも、明らかな効果を実感できます。
きっと続けてよかったと思うはずです。
今回は0秒思考の効果についてフォーカスを当てたため、0秒思考のやり方などは簡単な紹介のみで終えさせていただきましたが、興味を持った方はぜひ書籍を購入して具体的に調べてみるのもアリだと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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